肩こり・腰痛の回復を早める秘訣は夜にあった!

忙しいビジネスパーソンの方でも夕食のとり方、お風呂や睡眠など
帰宅後の過ごし方を工夫するだけで、腰痛・肩こり・首の痛みなど
辛い症状の改善を早めることができます。
早速、今日から試してみてください!


「疲労回復しやすくなる夕食のとり方とは?」

ビジネスパーソンの方は接待や飲み会も多々あることでしょうが、
寝る直前に食事をとると消化吸収活動が起こり、深い眠りに付く事が
出来なくなります。
夜の食事は寝る前の2時間~3時間前に済ませましょう。

飲酒も寝る前の2時間~3時間前に済ませることをオススメします。
お酒は飲みすぎると睡眠を浅くし、
断続的になるため睡眠時間が短くなります。
睡眠の質も悪くなるため、疲労回復しにくくなります。

アルコールは痛覚を麻痺させる作用があるので、
腰痛や肩こり・首の痛みなどカラダに痛みを抱えている方は、
飲酒した後のカラダの動かし過ぎなどに注意しましょう。

仕事で帰宅が遅くなり、どうしても寝る前に夕食をとる場合は、
食べ過ぎ・飲みすぎに注意し、腹七分目に抑えると疲労も回復
しやすくなります。


「お風呂に入ると早く回復する秘密とは?」

多忙を極めるビジネスパーソンの方、
入浴はもっぱらシャワーで済ませてしまうという方が
多いのではないでしょうか?

シャワーは手軽で魅力的ですが、
汗やカラダの汚れを落とす効果や体表面を温める効果はあっても、
カラダの深部を温める効果は少ないのです。

神経の緊張をほぐす副交感神経を優位にし、
リラックスした心身の状態になるには湯船にしっかりつかり、
カラダの芯までゆっくりと温めてあげる必要があります。

入浴の3つの効果
1.温熱効果
入浴でカラダを温めると、体内の酸素や栄養素が血液によってスムーズ
に内臓や筋肉に運ばれ、老廃物の排泄作用が促され、血液がきれいになります。
血液がサラサラになり循環がよくなると、内臓の働きもよくなり、
疲労回復・美肌・病気の予防につながります。
カラダに痛みがあるときは、酸素や栄養素をスムーズに筋肉に送り、
疲労物質等の老廃物をいち早くカラダの外に出すことが、早期回復につながります。
入浴で血液を循環させることは、早く症状を回復させるためには大切です。

2.水圧効果
家庭の深めの浴槽に入った場合、カラダにかかる水圧は約500kg、
肩までお湯につかった場合、胸囲が2~3cm、腹囲が3~5cm、
ふくらはぎは1cmも縮みます。
ふくらはぎは、血流を送り出すポンプの役割をしていると言われているので、
サウナより水圧効果のあるお風呂でカラダを温めた方がより効果的です。
むくみや冷えにも効果的です。

3.浮力効果
湯船につかると、浮力によって体重は約十分の一になると言われています。
湯船の中では、普段カラダを支えている関節や筋肉への負担が軽減されるため、
痛みを伴わずにカラダを動かせることもあります。お風呂に入るとフワッとする
あの感覚が、筋肉の力が抜けた、心身ともにリラックスした良い状態ということです。

理想のお湯の温度は38~41度くらい、入浴時間は20分程。目安は額が汗ばむ程度です。
短時間だと、カラダの表面だけが温まりカラダの芯まで温まりません。
血行を良くするためには、カラダの芯まで温まる必要があるので、
じんわり汗をかくくらい、ゆっくりお風呂につかるといいです。


「回復に睡眠は欠かせません!」

人間の生命活動をしていく上で、睡眠は非常に重要です。
脳を休息させたり、カラダの修復・成長させたりする大切な時間です。
特に、午前0時前に眠ると細胞組織が修復・再生されやすいので、
できるだけその日のうちに寝て、7時間は睡眠時間をとることをおすすめします。

睡眠不足が続くとカラダが重くなってきたり、精神的にもイライラしたり、
なにより仕事の効率が落ちます。

腰痛や肩こり・首の痛みなどカラダの疲労や強いストレスを感じたら、
何を置いても十分な睡眠を確保するようにしましょう。